みなさんがネットを始めた当初、誰もが一度は自分のHPを作った経験があるのではないでしょうか?普段からみなさんが目を通しているネットの情報は、企業が作ったものばかりではなく、個人運営のサイトも数多く存在しています。
自分の作ったサイトに数多くの人が訪問し、掲示板などを通して交流を深めるのもネットの醍醐味と言えます。しかし、サイトに訪れる人の全員が好意的であるとは言いきれません。
例えば、自分のサイトで好きなものや趣味を紹介しているとします。自分が好きだからといって、他人も好きである保障はありません。そればかりか、その人の気に障ってしまい、2chの悪口などのトラブルに発展してしまうケースもあるのです。
今回のお話は、そんなとあるサイトを運営していた私が、2chに悪口を書かれた怖い実体験を紹介します。
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2chの悪口が原因で、平凡な個人サイトの訪問者数が突然急増
これは以前にある趣味のサイトを運営していた私が、実際に体験した2chで悪口を書かれたお話です。当時の私はプロバイダのサーバーを利用して、HPを開設していました。
そこでは日々の出来事や好きな映画、アーティスト、本などを紹介し、ネットのどこにでもあるようなありふれた個人サイトでした。
うちのサイトに目を通してくれた訪問者の方々や、よそのサイトの掲示板で知り合った方々と交流を深め、徐々に利用者も増えてきて順風満帆でした。決して訪問者数は多くはありませんでしたが、同じ趣味を持つ者同士で和やかに過ごしていました。
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ところがある日を境に、今までからは考えられないくらいまでに一日の訪問者数が一気に増えたのです。それまでは一日に10人か多くても20人程度だったうちのサイトが、急激に一日の訪問者数が200人を超えだしたのです。
特に目を引くような大きく変わった更新もなく、いつもの日々の出来事を書いているだけの代り映えのないサイトです。訪問者数が増えるのは喜ばしいのですが、何の脈絡もなく急激にカウンターが回るのは不気味に思えました。
そんなある日、ある常連の方から一通のメールが届いたのです。そのメールの内容とは「2chにあなたのサイトが晒されてるよ!」という報告でした。一瞬理解ができず、頭のなかは「?」マークで一杯になりました。
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突然2chで書かれるようになった理由のわからない悪口
当時の2ch(現5ch)の報告にあったスレを実際に確かめに行きました。そこには、うちのサイトと私への悪口とともにサイトのURLが書き込まれていました。「なるほど。2chの悪口が原因で、ここ最近のサイトの訪問者数が急増していたのか」と、私は理解しました。
以前のレスを辿ってみると、私が記事を更新するたびに2chに私への悪口が同じように書かれていました。さすがに気味が悪くなり、普段チェックすることのなかったうちのサイトのアクセスログを確認してみました。
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すると2chだけではなく、色々な掲示板からのアクセスログが確認できました。それらのリンクを辿ってみたら、すべてが同一人物と思われる者によって、悪口とURLを貼り付けた書き込みが確認できました。
そこで私はあることに気づいたのです。アクセスログに記録されたリンクのひとつに、発信者のIPが自動的に表示される掲示板があったのです。そのIPを使ってIP検索サイトで調べてみたら、ある企業の社内PCからの書き込みであることがわかったのです。
さらに調べてみたら、悪口を行っていた人物のサイトと思われる掲示板も見つかりました。どうやら相手が運営している掲示板もIP表示機能があるようで、ものの見事に私に悪口を行っていたIPと一致したのです。
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犯人を問い詰めたら逆に開き直られる
まず、なんで悪口が始まったのか?相手にとって何が気に触ったのかを知る必要がありました。いきなり相手にコンタクトを取るのを躊躇った私は、自分の掲示板で悪口について軽く触れました。すると後日に相手からのメールが来ました。
まずメールの内容を簡単に説明すると「言いがかりで名誉を傷つけられたから名誉棄損で訴える」「くだらないサイトで低レベルな人達と遊んでいるくだらない人物」「自分のことを棚に上げるゲス」など、とにかくこちらをこき下ろす中傷ばかりでした。
2chで悪口を書いていた相手は完全に逆上して話ができない状態でしたので、相手が書き込んでいた会社にログとともに連絡をしました。しかし、先方からの返事はありませんでした。これ幸いとばかりに、悪口をしてきた相手はさらに活性化しました。
「名誉棄損で訴えるから住所と連絡先を教えろ」「〇〇と話すことはないからさっさと教えろ」という内容を立て続けに送り続けてくるのです。そもそも就業中と思われる時間帯に社内PCを使って悪口を繰り返す相手に常識が通じるわけがありませんでした。
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サイトを閉鎖に追いやられ関係者と名乗る者から脅迫メールが来る
そこで私は、先方の企業もあてにならないのでことの次第をHPに掲載しました。
それからしばらくすると、私のHPは突然消されてしまったのです。戸惑っていた私のもとにプロバイダからメールが届き、そこで初めて強制的に消されたことを理解しました。
ふつうはHPの削除やプロバイダの強制退会などは事前に警告があるのですが、それが一切なかったのです。さすがに頭にきた私はプロバイダに抗議しましたが、詳しい回答をもらえずモヤモヤした気持ちになりました。
そんな私にもめていた相手の関係者を名乗る人物からメールが届きました。「社内PCの使用がわかったので確認に来た」「今後はアクセスログを残すからなにかあれば報告すれば対処する」「これ以上関わったらあんたもただじゃすまないよ」「このメールのことを話して私が特定されたら訴えるから」といった内容でした。
いきなりHPを消された上に、一方的な悪口や脅迫を受け、ストレスは溜まりに溜まってやり場のない怒りを抱える毎日がしばらく続きました。
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2chの悪口を自分だけで対応しようとするのは危険
脅迫メールをもらってからというもの、犯人と関係者からのメールはこなくなりました。私はというと、モヤモヤしたままの気持ちが晴れず、いやな毎日を過ごす羽目になりました。
そもそもの原因である2chの悪口にしても、原因がまったくわからないままで気持ち悪さが残っています。「ネットにはこういうこともあるんだな」と割り切って考えるしかありませんでした。
ここまで私のお話は、話が通じない相手には何を言っても無駄だったという教訓になります。まともに相手をしても時間の無駄で、こちらが損をするだけです。
相手にせずスルーするか、犯人がわかっているなら自分ですべて対応せず、接続元や警察に報告・相談するのが一番です。特に2chの悪口は。
みなさんが、もしも私のような被害にあったら私の被害体験を参考にしてくださいね。
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■最後に半沢君からコメント
「2chで悪口を書かれた」
「悪口を書き込みした犯人を特定したい」
「ママ友がSNSに私の陰口を書いていたことが発覚。名誉棄損で訴えたい」
世の中、理不尽なことだらけです。見ず知らずの人にまでネットで悪口を書かれるんですから。
匿名だから何でも書き込んでいいと思っている人が、悪気もなく悪口を書いて相手を傷つけます。
誹謗中傷が原因でテレビに出ていた子が自殺するなど、ネットの悪口は人の心をドンドン蝕んでいきます。
2chやSNSで犯人を特定するなら、弁護士に相談するのが手っ取り早いです。(名誉棄損で訴えたい場合も同様)
ただ、費用や労力を考えるとなかなか行動に移せないものです。
そんな時、当サイトで紹介している弁護士保険に加入していれば弁護士費用を負担してもらえますし、弁護士保険に加入していることを周りにアピールすれば、下手にあなたの悪口を言ってくる人も減るでしょう。
何はともあれ、悪口から身を守る方法は用意しておくに越したことはありません。
私のLINE公式では、2chやSNSで悪口を書かれた人の相談にも乗っています。悪口を書かれた時こそ「辛い」とか「苦しい」とか、自分の弱い気持ちを話すことが凄く大事です。