会社のいじめで精神病に追い込まれた実話

会社のいじめ職場のトラブル
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今から考えると、私の会社のトップクラスは人間的にも器の小さい人間達だったと思います。しかし、若い頃の自分は会社トップは「偉い人」と思っていたため、この状況を招いたことなのでしょう。

次に挙げるのは、自分が通った苦難の道、恨んでも恨み切れない会社への思いです。

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私が会社のいじめで精神病に追い込まれるまでの経緯

私の所属している会社は大手の建築系の企業です。私はそこに30年ほど前に就職しました。当時はバブル終盤で、企業はヒットを飛ばそうと躍起になり、それでも業績不振に落ちる状況だったと記憶しています。

さて、就職した私は入社2年目で、やっと仕事に慣れた頃。しかし、まだまだ社会の仕組みを理解していませんでした。

そんな時でした。私に新規事業の子会社への異動が決まったのです。異動先は新商品の開発部門で、自分の設計を製品に活かせる部門でした。

私はその異動を結構嬉しく感じました。と言うのも、学生の頃に培った技術が、その新規事業に活かせると思ったからです。

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「業績不振は全部お前の責任」という会社側からのいじめ

さて、異動した私は自分なりにかも知れませんが心血を注いで仕事に臨みました。と言うのも、私は若すぎたこともあり、「努力ですべてをカバーしなければならない」などと考えていたからです。残業が続いても頑張り、より良い商品を創り出そうと情熱を傾けていました。

そして、その努力が実り、ヒット商品を狙える物が出来上がったのです。

…しかし、その商品は不思議と思う様な売り上げを上げませんでした。

そして、その様な事態は続きました。自分の創った商品は会社から認められて市場に投入したにも関わらず、思う様な成績が連続で上げられなかったのです。

そして、会社側の各部門は私に「お前のせいだ」と言い始めたのです。

更に、それは長い期間続きました。出すもの全部の至らない部分に対して「お前のせいだ」と言って来たものでした。

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会社のいじめで精神病発症

そんな中、自分に「ある異変」が起きました。

テレビを見ることが出来なくなり、本が読めなくなったのです。

それまでの私は、夜に帰宅してテレビを見ながら夕食を取っていたものでした。また、通勤電車や昼休みには読書を楽しんでいたものでした。…それらが全部出来なくなってしまったのです。

そして、それまでに興味があった他の物に対しても消極的になってしまいました。私はそれでも会社には行きました。

しかし、会社では相変わらず「お前が悪い」の攻撃が続きます。私の心は、それにより、最後に壊れてしまいました。…これが自分の「鬱病」の発症の経緯です。

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会社のいじめにより休職

さて、その様にして、私は精神科に通いながら会社に行くことになりました。

しかし、その状況を会社は見ていたのでしょうが、会社側は何の配慮もせず、相変わらずいじめて来ました。販売不振、業績不振を私のせいにしたのです。

「商品が売れないのは考えたお前が全部悪い」という論法です。私はその言葉に更に疲れて行きました。

そんな中、ある時から焦燥がひどくなりました。とにかく言葉がノンストップで出る様になり、何でもできるかの様に動き出したのです。例えば、会社を休んで中小企業相談士のところに相談に行き、起業について話しました。本気で会社を興そうと思っていたのです。…これは今考えても狂気です。

そして、ある時の精神科診断の時に医者から「会社を休もう」と言われました。とりあえずの三か月の休職でした。…しかし、この休職は続き、最終的には5年くらい会社を休む羽目になったのでした。

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会社の責任も大きかった。私だけの責任ではない

ここで会社の態度について復習してみましょう。…これは最近になって自分が思うことです。

当時の会社は確かに不振でした。商品が売れなかったのですから。しかし、これは私だけの責任ではありませんでした。

第一に営業です。営業は「最善を尽くした」様なことを言っていましたが、決してその様なことは無く、販売努力を怠っていました。それを棚上げしての「お前が悪い」の発言です。

第二に工場です。工場も「最善を尽くした」様なことを言いましたが、実際にはコスト計算や製造の条件が悪く、顧客に受け入れられる物を作らなかったのです。

第三に物流部門です。物流部門も私に文句を言いましたが、これも自分の在庫管理のまずさを棚上げしてのことでした。

…つまり、会社の責任は大きかったのです。それを棚に上げて「お前が悪い」と言っていたのです。

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現在は精神障がい者雇用のパートタイム社員として就業中

さて、現在は…ですが、今の私の立場は精神障がい者雇用のパートタイム社員。正社員では無くなりました。就労時間は1日に6時間。それしか働けなくなってしまったのです。

しかもなかなか続けて仕事が出来ることも少なくなり、頻繁に休みを取らなければならなくなりました。

そして、私の疾患は治癒する望みはありません。死ぬまで薬を服用しなければならなくなったのです。

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私は絶対に会社のいじめを許さない

私は会社が私に仕掛けて来たいじめを許すことが出来ません。

しかし、当時のいじめて来たメンバーは全員が定年になっていて連絡も出来なくなっています。もしかしたら他界した人もいるかも知れません。

…あの時裁判でも起こせば良かった…としばしば思うことがあります。いや、当時の人の捺印を見るたびに殺意まで覚えます。

しかし、今となっては何も出来ません。恨みが残るばかりです。

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