離職率が高い職場で隠蔽され続けるセクハラとパワハラ

離職率が高い職場のトラブル
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昔も今も慌ただしく時間が過ぎる日本。外国からみた日本は仕事人間と言われるほど、毎日仕事に追われています。

そのような状況の日本ですが、数年前から就職後3年後の離職率が高いと話題になりました。

昔に比べて色々なことに対して耐えられる人が減ったと言われる世の中ではありますが、いい捉え方をすると我慢し過ぎずに自分のことを守る人が増えたと捉えることができます。

相談をしても、職場が守ってくれないということも多くある世の中。どれだけ自分を守れるかということも大事になってきます。そんな内容を自分の体験談と共にお伝えします。

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就職してから知った、パワハラ・セクハラでどんどん人が辞めていく離職率の高い職場

日雇いアルバイトを数年していた私は、ちょうど人手不足だから社員にならないかとその職場に声をかけていただきとある店舗の社員になりました。そこでは、合わせて3人の社員と店長がいましたが2人が退職するということで引き継ぎをしていただき社員として入ることになりました。

最初はあまり気にならなかったのですが、その後入ったアルバイトが5人ほど早い人は1週間で辞めていきました。何故だろうと気になりだし、辞めると話した人全員がある人が苦手だ無理だという理由で辞めていきました。

どうやら話によれば、私が来る前も10人以上その人が理由で辞めた人がいたようでした。そのときまだわからなかった私は、厳しく指導して頂いていただけだと考えていました。

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これはパワハラ?気づいたときには遅い場合も

しかし、数カ月経ってみると明らかに違うことに気づき始めました。

お客様の前では出来損ないと言われ、なにかあれば私のミスにするようになりました。それでも私はめげずに立ち向かいました。しかしよりエスカレートしてしまい、存在が邪魔だからごみが置いてあるところに1日いろと言われる始末。1日2人体制のお店ですが、他のお店の方に店番を頼み定期的にきちんとそこにいるか確認までするようになりました。

気づかないうちに体に支障が出ていた私は、ついに倒れてしまいました。しかし、その人は何を寝てるの?と言う始末。何度も何度も倒れましたが、その都度悔しくて立ち上がっていました。

あの頃は必死だったので気づきませんでしたが、倒れても起き上がり仕事をするとはとても考えられません。

ついに限界がきた私は、本社に伝えてもらえるよう店長に頼むことを決めました。しかし、返ってきた答えは予想外のものでした。

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パワハラをしていても「仕事ができる人」は優先する職場

前々から店長に相談し、なんとか本人にも話してみるからと言っていた店長。話しても全く効果はなく、それどころか店長は常にその人の顔色を伺っていました。しかし、限界がきたと店長も感じたのか本社に伝えてくれました。

ただ、本社から返ってきた返事はまさかの答え。パワハラをしていることは前から知っているが、仕事が出来る人だから辞めさせることは出来ないとのことでした。

その頃、アルバイトも全員辞め、店長その人私の3人だけになっていました。店長は月の半分以上仕事の関係で1日あけることが多くありました。そのときのフォローが出来るのはその人しかいないとの答えでした。

その人との仕事が無理なら辞めてもらうしかないとのこと。他にもセクハラで問題視されている人はいるが同じ理由だと言われました。

そのとき、とても悔しかったのを覚えています。店長も職場側につき、退職することとなりました。

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パワハラだけでなくセクハラも隠蔽されていた

まだアルバイトだった時代、そのとき同世代のアルバイトで噂がありました。どうやら、お世話になっている社員のひとりがアルバイトの女の子をランダムでセクハラをしているというものでした。

車を相乗りして会場に向かうというシステムだったのですが、後部座席は全員男の子で女の子ひとりだけを助手席に乗せ最後に送る間にセクハラしているそう。その間は誰も見ていないから証拠がないということで、何もできないとのことでした。

最初は?だった私ですが、確かに言われたとおり、後部座席は全員男の子で助手席だけ女の子で、そのように助手席に乗った女の子はすぐにアルバイトを辞めていきました。

証拠がないから怖いよなと当時は思いましたが、その方もとてもお仕事が出来る人でした。今思えば、仕事が出来るから辞めさせることは出来ないセクハラをしていた人とは、その人だったのだと思います。

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離職率の高い職場はパワハラやセクハラを隠蔽している可能性があるので要注意

離職率の高い職場はパワハラやセクハラを隠蔽している可能性があるので要注意です。その場合、何よりも自分のことを守ることが最優先と考えることが一番大切です。

10年が経ち、私は今ではそこまで支障もなく日常生活を送れるようになりましたが、体の一部が以前のようにはいかなくなってしまい薬を飲み続けています。

当時は、食べ物だけでなく飲み物を飲むだけでも消化器が過敏になり、すぐにお手洗いに駆け込んでいました。顔はこけて体重は10キロちかく落ちました。

パワハラをしてきた人には、退職最終日パワハラだとわかってやっていた、しかし後悔はしていないと一言話してきました。そのような人もなかにはいるのです。

実際体験して思うことは、まず相談できそうな人がいるのであれば相談してみること。そして、自分の心と体に支障が出ないうちに逃げることです。

職場にとって大事なのは、社員ではなく職場ということが多い世の中。逃げられないという状況であっても、いざというとき職場が助けてくれるでしょうか。

答えはとても難しい、です。少しでも自分のことを考え、早めに行動することが大事です。

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■最後に半沢君からコメント

半沢君

離職率の高い職場でパワハラ・セクハラが隠蔽されている

職場で仕事をしていると離職率の高い職場に出くわすこともあるでしょう。離職率が高い原因としては、パワハラやセクハラなどのハラスメントであることが多いです。

いわゆる人間関係の問題というやつです。

人は環境に影響されます。離職率の高い職場に身を置けば焦りや不安、ストレスが溜まりやすくなります。

もしいま離職率の高い職場にいることでストレスが溜まっているなら、あなた自身が身を置く環境を少しずつ変えていくことが大事です。

1日の数時間でもいいので、あなたの本音を話せる時間を設けると、かなり違うかなと思います。

私のLINE公式でもあなたの愚痴を聞きますので、もし何か吐き出したいものがあれば私のLINE公式にご連絡ください。

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