女に騙された…300万円の借金を背負わされた私の実体験

女に騙された男女のトラブル
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社会人2年目。24歳の時にある女性と再会しました。

それは、19歳の時に飲食店のバイト先で2回ほど一緒になった一つ年上の女性です。僕がそのバイト先をすぐに辞めてしまったので、実際会ったのはその2回のみですが、顔は歌手の倉木麻衣さん似でとても美人な好みの方です。

なんとか声かけてアドレス交換まで行ったきり、バイトはやめてしまったので中々その後は連絡とることがなく僕もしばらく記憶から遠ざかっていました。

24歳の時に、携帯の連絡帳を見返してみてたまたまその女性の連絡先を見つけたので、思い切って連絡したらつながり、なんと会えることになりました!

でも、『今ここで働いているから、遊びに来てー。終わってから二人で飲もう!』と紹介されたのはキャバクラ。しかも1時間8千円の少し高めなところです。

『え、どういうこと?』と思いました。薄給の24歳の若造にとって大きな出費です。ただ、終わった後会えることもあり、本当にきれいな方で会いたかったので、行ってみることにしました。

正直、久々の再開、楽しかったです。あっという間に2時間経過。
『じゃああとでね!』ということで約束をして、僕は近くのマンガ喫茶で待っていることに。

・・・しかし、約束の時間になっても全然連絡来ず。やっと連絡がつながったと思ったら、『ごめん、急にお客さん来て無理になった』とのこと。

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はぁ仕方ない、と思いつつその日は帰りました。ただ、圧倒的にきれいになっていた彼女に正直心奪われ、その後も何度か通い気づいたら告白していました。
その答えは何と『OK』。

しかしその後も、忙しいからとの理由で、外で会うとこはありませんでした。基本はお店に行って会話をして、『終わったらあとでね!』といわれ待っていても結局理由付けられ来ない、ということの繰り返しです。

そんな感じで月1回ほど通っていたある時、彼女から知り合いが良い話知っている!とのことで紹介され、とある男性に会うことになりました。

内容は、消費者金融のカード情報を会社の仕事で使っているのでカードを作って、カード情報を提供すれば謝礼金がもらえる、というものでした。今思えば怪しすぎる話であり得ないのですが、いかにもうまく作られていた話であった点と、彼女の頼みということで承諾してしまったのです。

初の消費者金融のカードづくり、正直とても気がひけました。ただ、促されるまま3つほどの消費者金融カードを作り、その男性に暗証番号とカードを渡してしまったのです。男性は、少しその場を離れた後、戻ってきて10万円の謝礼金とカード私に渡し終了しました。

その後すぐに分かったのが、すべての消費者金融のカード限度額まで引き落とされ男性に持ち逃げされたということでした。

その件を彼女に話したところ、『なんで情報を渡すのか?』と怒られ、何とか男性を探さないと!という話になっていきました。今思えば『明らかに仲間だった』と分かり切ったことですが、知り合いを使って探すと言ってくれ、その時は味方なような雰囲気を感じたのです。

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しかし、そこからがさらに地獄です。彼女の手口がさらにエスカレートしていきます。

彼女は

  • 自分は身寄りがない
  • 体が弱いから手術しないといけない
  • 保険証がない

というような、あらゆる理由を言ってきてお金が必要アピールをしてきます。
もちろん、本当かどうか確認したいと聞いても、うまく理由を付けてはぐらかすことばかりです。

私としては、持ち逃げされた男性を探すのも彼女ありきであり、なんとかお金を取り返したい気持ちでいっぱいでした。また、もう少しで見つかりそう、見つかれば返せるなどといった言葉を巧みに差し込んでくるのです。

私自身後に引けない状況に追い込まれていたため、彼女を信じるしかできなかった、というのも大きな理由でした。

ここでお金がもらえれば治療ができて、働けるからお金が返せる』や『お店のイベント期間で圧倒的に稼げるからそれで返せる!』など理由は様々ですが、色々理由を付けてとにかくお金を欲しがってきました。

カードの借入上限額を引き上げ、さらに消費者金融で借入を行い、自分の貯金も切り崩し彼女に渡す、というのを繰り返していました。

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都度、彼女は『このタイミングで返せるから!』と約束をするのですが、毎回理由を付けて会えず、返済が全くない状況が続いていました。その都度私は発狂しそうでした。

ただ、私も借入額を増やしている手前、今まで以上に彼女がきちんと返済してくれるしか、信じる道がなかったのです。

また、不思議なもので都度お金を借りていると、消費者金融のATMが打ち出の小づちのようなものに思えてきてしまい、1万円がとても軽く感じてしまったのです。そんなこんなで気づいたら200万円近い借金を抱えていました。

そうなると、さすがに毎月の支払が厳しくなってきました。

借入金額もそうですが借入本数が多かったので毎月7万円近くの支払が必要になりました。

ただ、払えないので利息だけの支払でつないだり、A金融の借り入れを返すためにまたB金融で借りたりとまさに自転車操業です。中には2か月くらいの滞納もありました。

それでも彼女からは一行にお金は返ってきませんでした。
しばらく連絡が取れないと、『入院していた』などといわれ、『お見舞い行くから場所教えてくれ』と話しても『普通の病院じゃないから無理』などとはぐらかされて終わりです。

そんなある時、『体調悪くて仕事ができない、治療費としてこの金額が必要。そうすれば働いて返せる。もし返せなければ、臓器を売って命に代えてでも返す』などと話をしてきたのです。

あまりに信ぴょう性のない話に、ここで『はっ』としました。
何を自分はしているのだろうと。

このまま彼女の話を真に受けて信じ続けては人生が終わってしまうと。

彼女とは縁を切り、負ってしまった借金はもうあきらめて、地道に返す道を探そうと決意したのです。

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彼女には、『お金は諦める。もうやめよう』と話をして、関係性を断ちそこから地道に返済を行う道を選びました。一人暮らししていたのですが、理由を付けて実家に戻り、複数あった借金は返せるものを先に返済し、本数を減らしてそこから4-5年かけて支払を終えました。

金利含めた総支払額は300万円を超えていると思います。

今思えば、すべておかしかったのです。結局良いカモとして見られていただけです。
よくテレビなどで詐欺にあった人の話を聞いていて、そんなのに騙されることある?と思っていましたが、人は極限状態になり追い込まれると冷静な判断ができなくなるということを学びました。

本当は警察や誰かに相談したい気持ちでいっぱいでしたが中々そこまでの勇気もなかったです。ただ、もっと早く専門的な第3者に相談できる状態ができていれば、ここまでひどくならなかったと後悔もしています。

もし、誰かに騙されてお金を搾取されているような方がいらっしゃったら、早めに第3者に相談をされることをお勧めしたいと思います。

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