パクられた!作品を盗用された友人の体験談

パクられたフリーランスのトラブル
この記事は約5分で読めます。

生まれてから一度は何かしらの創作活動に関わった方も多いと思われます。そこで、ご自身のアイデアや創作物をパクられた経験があるのではないでしょうか?相手に自分の考えを許可もなくパクられたら嫌ですよね。

意外と、この世の中には平然と他人のアイデアをパクってしまう悪い人が多くいます。最悪、悪質な場合は訴えられるでしょう。それほどまでに、他人のアイデアをパクるのは危険な行為なのです。創作行為においてはタブーの行為とされているほどです。

そういったアイデアや創作物の権利は著作権によって、固く守られています。しかし、そこを上手くごまかせるように、情に訴えかけて悪質行為をしてくる人もいます。アイデアをパクられた方は言い返し辛くなることもあります。

そこで、今回はバンドでソングライターをしている私の友人が、自身のアイデアをパクられた話をご紹介いたします。皆さんの周りでも起こりうる話なので、是非、ご自身と照らし合わせて、記事を読み進めていただければと思います。

⇒盗作の加害者の悪事を弁護士に相談したい人におすすめ!「弁護士保険」を使ってみた口コミ・評判

友人関係というところで付けこまれ、歌詞をパクられた私の友達

私の友人で、そこそこ売れているロックバンドのソングライティングを担っている友人Sがいます。(以下、友人Sと記載します。)

私の友人Sはアルバムを何枚も出しており、若者から中高年にまで支持を受けるバンドで活躍しています。実際に彼の生み出す歌詞や、楽曲は非常に魅力のあるクオリティを誇っています。海外にもファンがいるくらいの才能がある人物なのです。

しかし、そんな高い実力を誇っている彼だからこそ、可哀想な被害にあってしまったのです。それは、彼の活動が少し落ち着き、次の制作に段階を移し始めている時の出来事でした。

友人Sがふとした瞬間に、友人Sの昔の友人Oがアルバムをリリースしていたことを知ります。そのアルバムのCDを購入し、聴いていると驚愕の事実が発覚します。

⇒盗作の加害者の悪事を弁護士に相談したい人におすすめ!「弁護士保険」を使ってみた口コミ・評判

なんと、歌詞に注目すると、友人Sの昔書いた楽曲の歌詞の一部が、まるまるパクられていたのです。友人Sもそのような事態が初めてだったので、気が動転したとのことでした。それと、同時に仲の良かった友人に裏切られたことに対して、ショックを受けていました。

友人Sはその件で、歌詞をパクった昔の友人Oを自宅に呼び出します。そこで昔の友人Oは謝罪をしました。「つい、Sの歌詞が魅力的でパクってしまった。もう流通していない昔の音源の歌詞だし、一部分だから問題ないと思った。」と昔の友人Oは語ったそうです。

実際に友人Sのパクられた歌詞は、現在市場に流通していないもので、だいぶ古いものでした。その上、友人Sにとって、昔の友人Oはしばらく会っていなかったとはいえ、大切な友人でした。

友人Sは、その昔の友人Oに、怒り切れず、その場は我慢して耐えたとのことでした。その後、友人Sは歌詞をパクられた件を我慢し、昔の友人Oを仕方なく許したそうです。

⇒盗作の加害者の悪事を弁護士に相談したい人におすすめ!「弁護士保険」を使ってみた口コミ・評判

アイデアをパクられないように守っていくことも大事

アイデアをパクられないようにするためには、きちんと守っていくための工夫が必要です。そこで、下記の工夫を施すといいと思われます。

  • 作品のクレジットなどに、著作権で保護されていると記載する
  • バンドの創作物の著作権は固く守られていることをアピールする
  • JASRACに申請する

⇒盗作の加害者の悪事を弁護士に相談したい人におすすめ!「弁護士保険」を使ってみた口コミ・評判

まず作品のクレジットなどに、強く著作権で守られていることをアピールしましょう。そうすれば、パクろうと考えている人間に対して、心理的な防御が可能になります。

クレジットにきちんと著作権で保護されていると明記されていれば、大概の人間は危機感を感じるはずです。そういった心理効果が見込めるので、アイデアをパクられたくない方は、そういった明記をしていくといいでしょう。

SNSなどで、バンドの著作物が強く守られていることをたびたびアピールするのもいいでしょう。きちんと事前に意思表示をしていけば、あなたの作品をパクりたいと考える人間は減っていくでしょう。

あまりしつこくアピールする必要はありませんが、たびたび、意思表示しておくことは大事です。

最後の手段としてはJASRACに登録するのもアリだと思われます。歌詞などは、JASRACに申請すれば、手厚く保護してもらえます。そうすることで、作品を強く守ることができるはずです。

JASRACに申請されて、認可されればあなたの作品に下手に手出しをしてくる人間は、いなくなるはずです。あなたの歌詞を使用する場合は、利用料を払わないといけなくなるので、相手に対して大きな抑止力になると思われます。

このように、ご自身のアイデアは十分に守ってあげる必要があります。クオリティが高く、気に入っているアイデアであれば、尚更です。アイデアをパクられた後で嫌な思いをするのは、誰しもが味わいたくないはずです。

あまりに、悪質なパクり行為をしてきた人間に対しては、法的手段に訴えるのも大事です。ご自身のアイデアを守れるのは、基本的に自分しかいないことをきちんと把握しておきましょう。

⇒盗作の加害者の悪事を弁護士に相談したい人におすすめ!「弁護士保険」を使ってみた口コミ・評判



■最後に半沢君からコメント

半沢君

作品やアイデアをパクられた

いつもことあるごとにパクってくる友達にうんざりしている

パクられるのは気持ちのいいものではありません。その人が苦労して創り上げたものを侮辱する行為になるのですから。

だからこそ、作品を作る人も自分の作品をパクられないよう防止策を打っておかなければなりません。

ガードの緩い作品は誰にでも真似されるリスクや悪用されるリスクがあり、魅力が半減します。一方でガードをしっかり固めた作品は誰にも真似できず、確固たるブランドとして映えます。

自分の作品を魅力的にするためにも、自分の作品のガードを固めておくことが重要かなと私は考えています。

⇒盗作の加害者の悪事を弁護士に相談したい人におすすめ!「弁護士保険」を使ってみた口コミ・評判

寄稿者:副業ライフ