
医療ミスで恐怖のどん底に突き落とされた実話
私が産婦人科で経験した子宮頸がんの検査について書かせていただきます。
下腹部の違和感を感じ、病院にいったのは今から3年ほど前。その産婦人科はなにげなく決めた家の近くにある小さな病院でした。初診だったため、問診票を書き終え待っていると30分程度で呼ばれました。
中に入ると最初にお会いしたのは5〜60代くらいの院長先生でした。院長先生は親身になり私の話を聞いてくれた後に「子宮頸がんの検査はしたことある?」と問いかけられ、私はまだ検査をした事がないと伝えると、「した方が良いですよ。」と勧められたので細胞を少しだけ取り検査に出すことになりました。
そして検査が終わり、また後日来るようにと言われその日は薬をもらって帰宅しました。
それから約2週間ほど経ったころ再診。2回目にお会いした先生は以前の院長先生ではなく、3〜40代くらいの先生。「院長先生は今日いないので、かわりに私が診察させていただきます。」
そう言われ私は正直「院長先生じゃないんだ、」と少し不安になりましたが「忙しいんだろうな・・」と特に疑うこともしなかったです。
しかしその先生が問題でした。
前回の検査結果を伝えられ、「少し気になるところがあるから」と、もう一度検査台にあがり細胞を取ることになりました。
私はその時、不信感を抱きました。なぜかと言うと、以前院長先生がした時は痛みなどほとんどなかったはずなのに、2回目は声が出るほど痛かったからです。
しかし、何事もなかったかのように検査は終わり、痛みがありながら家に帰宅をした次の瞬間、何やらドバッと下着に付いた違和感があり、急いでトイレに向かうと大量出血していたのです。
先生から少し出血するかもしれないとは伝えられてはいたものの・・・さすがにこれはおかしい。突然の事で私はパニックで頭がいっぱいになり、慌てて病院に電話をすることにしました。
すると衝撃の言葉が。
「出血が多いようでしたら今すぐ来るように」と言われ 「運転できないようであれば救急車を呼ぶように」と言われました。その時は不安と「なんでこんな事になったのか?」と不信感でいっぱいでした。
私は急いで病院にいき、すぐに処置室に呼ばれました。そして先生から衝撃の一言。「ちょっと出血が止まらないようなので傷口をぬいますねー。」ちょっと待ってよ。こうなるなんて一言も言われてないのに。もう驚きが隠せませんでした。
処置が終わり先生に問いかけると、「まぁたまにあるんですよ人によってね。」とまるで何事もなかったかのような返事が。正直納得はいきませんでしたが、もうこれで大丈夫なんだよね・・・と自分に言い聞かせていました。