普段、痴漢行為に関するニュースを目にしても何となく他人事で、なかなか実感が湧かないものです。しかし、実際に被害にあってみると凄まじい恐怖を味わいます。何故そんなことが分かるかというと、私は実際に変質者に襲われた経験があるからです。
不幸中の幸いで何とかレイプは免れましたが、暴力を振るわれたことにより全治1ヶ月の大ケガを負いました。そして、結局犯人は捕まっていません。
今回は変質者に襲われた時の体験談と、変質者に襲われた時の対処法や、襲われないための対策法についてお伝えします。近年は、金銭目的で人を襲う変質者もいるので、年齢や性別問わず多くの人に読んでもらえると嬉しいです。
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暗い夜道で変質者に襲われた私
当時大学生だった私は、大学近くの居酒屋でアルバイトをしていました。学校終わりにアルバイトをして、終電で家に帰るという生活で、ほとんど毎日帰宅は深夜1時頃。
アルバイトを始めた当初は「夜道って怖いな~」と思っていましたが、その生活に慣れてしまうと怖くなくなり、それがかえって注意を散漫にしていたと反省しています。
ある日、いつも通り終電に乗って家の最寄り駅に着き、歩いて帰宅していたところ、後ろから物音がしました。振り返ると、そこには自分より少し年上の男性が一人。
夜道に慣れていない頃の私なら警戒していたはずですが、慣れていると自負していた私は全く警戒せず、再び前を向いてゆっくりと歩きだしました。
しかし、それから10歩ほど歩いたところで、急に背中にずしっとした重みを感じ、足を止めます。振り向くとそこには先ほどの男性が、私を後ろから羽交い絞めにしていたのです!
「さっきの男の人は変質者だったんだ!」と気づきましたが、急なピンチに頭は大パニック。私の服を脱がそうとする変質者と、パニックになりつつも「絶対に嫌だ!」と抵抗する私は、暗い夜道でしばらくもみ合いを続けました。
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変質者のせいで全治1ヶ月のケガ!
二人でもみ合っているうちに変質者は痴漢行為をするという目的を諦めました。しかし今度は逆上し、私に暴力を加えたのです。私は地面に倒れ、ひたすら殴る蹴るの暴行に耐えました。
大人の男性に全力で殴られた経験なんてなかったので、あまりの痛みに驚いたことを覚えています。痛いというか熱さを感じました。
しかしそれもある程度で気が済んだようで、変質者はその場から走って逃走。その後、私は気力を振り絞って自力で警察を呼び、私のケガを見た警察が救急車を手配してくれました。