セクハラで退職した私の女友達。転職先でもセクハラをされさらに転職する羽目に…

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世の中の女性たちが社会で生活していくうえで抱えている共通の悩みでもある「セクハラ」…満員電車の中や、スーパー、あるいは職場など、生活していくのに欠かせない場所で起こっているのが現実です。

セクハラを受けた女性は「立ち直ることもできず、引きこもりになってしまった」という話も聞きます。つい先日、久しぶりに学生時代の同級生数人と飲みに行くことになり、その中にセクハラを受けたという経験を話す女友達が居ました。今回はそこで聞いた実際にセクハラを受けた女友達の話をまとめたいと思います。

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何でも悩みを聞いてくれる仲が良かった先輩にセクハラされた話

彼女は大学を卒業後、化粧品の商社に入社したそうです。そこは、誰もが知る大手の会社でした。そのため給料や福利厚生も良く、風通しの良い雰囲気で、とても働きやすかったそうです。

新卒で入社した彼女には、年の近い男性の先輩が専属教育係として付き、業務を教えてもらえることになりました。他の同期はみんな年の離れた中年のおじさんやおばさんが教育係として付き、彼女だけは若い先輩社員だったため、周りからは「羨ましい」と何度も言われたそうです。内心、彼女自身も「若い先輩で良かった」と思っていたそうです。

実際業務が始まると、先輩社員は優しく教えてくれ、「分からないことがあったら上じゃなくて俺に聞いて」と接しやすく頼りがいのある先輩だったそうです。

その後、業務にも次第に慣れてきた彼女は独り立ちし、教育係の先輩も外されました。しかし、一カ月ほど経った当たりに久しぶりにその先輩とご飯に行くことになりました。そこでは何もされなかったそうですが、問題はその後です。

その先輩は、彼女に頻繁に近づくようになってきました。話す距離も正面ではなく真横にぴったりと体を寄せてきたり、狭い通路をすれ違う時はあからさまにお尻を擦り付けて通っていくのです。彼女の方も何かおかしいと思ってはいたようですが、その時は何も言わなかったそうです。

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その一週間後、繁忙期ということもありみんなが帰った後に一人で残業をしていた時の話です。その先輩が忘れ物を取りにオフィスに戻ってきました。「お疲れ様です」ととりあえず挨拶はしましたが、何だか少々疲れている様子でした。「おぉ」と先輩の方からも挨拶が返ってきます。その後、忘れ物を探している様子でデスク周りを探していました。しばらくすると、忘れ物が見つかった様子で、私の方へと歩み寄って来ました。「頑張っているね」と一声かけられたので、私も「あ、はい」と返します。その時です。

椅子に座っている私の背後から覆いかぶさる形で、いきなり右手を触られました。ビックリした彼女は何も出来ず、ただただ怯えるだけだったそうです。そして二の腕や肩を揉まれ、「疲れてるだろ、マッサージしてあげる。」と言われて、触られたそうです。次第に肩からあばらの方まで手が下がってきたそうです。その後は少し雑談をした後「頑張ってね」と言われてその先輩は帰りました。

その後、その一件によって会社に行くことが怖くなってしまい、彼女は引きこもりになってしまいました。そして、そのまま勤めていた会社を退職したそうです。その先輩社員は、彼女が支店長へ相談したことによって解雇されたそうです

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転職した先でもまたセクハラをされた話

彼女は退職後一か月ほど家からも出ることが出来なかったそうです。そして、そろそろ働かないとマズイということで、転職活動を始めました。何社か受けてようやく転職先が見つかり、何とか職に就くことが出来たそうです。その会社はデリバリーサービス系の仕事で、担当エリアに食べ物や野菜などを配達する仕事だったそうです。配達にはトラックを使用するため、業務に慣れた年の近い男性社員が同乗してルートや配達方法などを教えてもらえることになりました。

その社員の方はとても優しく、すぐに仲良くなることが出来たそうです。そのため、前職での悩みごとなども話して、「つらい経験だった」という誰にも話すことが出来なかった話もすることが出来たそうです。そのことについて男性社員の方は親身になって話を聞いてくれて、とても好印象だったそうです。

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入社して2週間ほど経ち、業務にもだいぶ慣れてきた頃のことでした。その日はだいぶ忙しく、朝から夕方まで休みなしでやっても終わらない量の仕事量でした。昼休憩もいつもは60分取る所を、10分くらいしか取れず、男性社員の方とも協力して、何とか終えることが出来ました。

その後、男性社員の方と共に会社に戻って来たらもうみんな退社していて、会社には彼女と男性社員しかいなかったそうです。お互い疲れ切ってしまったので一旦椅子に座ってしまうと、2人とも動けなくなってしまいました。その後雑談をして「今日はありがとうございました」とお互いが挨拶をしてオフィスの電気を消した直後のことだそうです。

いきなり壁ドンされて、がっつり胸を揉まれたそうです。ビックリした彼女は何も出来ず、ただただ恐怖をこらえることしかできなかったそうです。

その後男性社員は「ごめんつまづいたわ」と言った後に「じゃあお疲れ様!」と、何事もなかったかのように帰ってしまいました。彼女はその翌日、上司に退職届を出してすぐに退職手続きをしたそうです。現在はホワイトな会社に転職後、営業職に就きバリバリ稼いでいるようです!

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セクハラに悩む世の中の女性たちに私が言いたいこと

世の中には女性を性的な目で見てくる男性は存在します。今回は実際にセクハラをされた私の女友達の話を元に作りました。セクハラは女性にとってとても怖いことだと思います。ましてやそれが信頼していた先輩や、頼れる存在だった上司だった場合どうでしょうか。心に深い傷が残ると思います。
しかし、なかなかセクハラを受けているということを口に出せない人も多いかと思います。実際に私の女友達も最初は何も言えず、ただただ会社を休む日々が続いていたそうです。

セクハラを受けたその時は迷わずその人と距離を取ってください。自分の身は自分が守るしかないのです。どうしようもない場合は上司に相談してみましょう。

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