ストーカー男子大学生が理系女子大生に付きまとい中退に追い込んだ実話

ストーカー男子大学生学校のトラブル
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約10年前、私は関東のある大学の理工学部に進学しました。これは同じ大学に通っていた友人女性の話です。

彼女は同じ関東圏内在住ではあるものの、自宅からの通学時間を考え、一人暮らしをしていました。当時から「理系女子」という言葉はありましたが、まだまだ理系の学部には男子学生が多く、女子学生が少ない状況でした

必然的に理系女子は理系男子の恋愛対象になることが多く、それはそれで大学生活を楽しむことにつながります。

彼女は明るい性格で理系男子にも分け隔てなく接するタイプ。理系は1年生の段階から授業やレポート作成などで忙しく、とにかく授業に必死についていけるような仲間と集まって勉強するような日々でした。その中に今回の事件の犯人であるストーカー大学生Tも居ました。

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ストーカー大学生Tとの出会い

Tは眼鏡をかけた、服装や髪形もイマイチなおとなしい理系男子。彼女はTとは恋愛などの深い話はしていなかったようですが、彼女としては希望の大学に合格できたということもあり、みんなでファミレスでの食事会やカラオケなどを開催して分け隔てなく接するようにしていました。

そんな生活が数か月続いたのち(これは想像ですが女性とつきあったことない)Tには、優しく明るく接してくれる彼女が輝いて見えたのでしょう。

Tは彼女に好意を抱き始め、彼女もなんとなくそれを勘づいていたそうです。彼女自身は当時付き合っていた社会人の男性がいて、そもそもTに対して恋愛感情は全くありませんでした。

しかしTは次第に彼女の行動範囲内に頻繁に現れるようになりました。彼女が通学しているとTが後ろから付いてきたり、彼女のアルバイト先にやってきたりと「気味が悪いな」と感じていたそうです・・・そんな中、事件が起こりました。

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なぜ、家の中にTが…??

レポートの作成準備に時間がかかり、1人で20時頃まで大学に残っていた彼女は、いつも通り自転車で一人暮らしの賃貸マンションへ。夜といえども都心に近く学生街で人通りも多いため、不安はありません。いつも通っている道です。

ところが・・・帰宅して鍵を開けて家に入ると、明かりがついていて・・・

そのことを不思議に思う間もなく目に飛んできたのはTの姿。ゆっくり近づいてきて気持ちを伝えたいのか、何か言葉を発していたようです(これは彼女から聞いた話で、その時あまりに気が動転してはっきり覚えていないそうです)

都心の狭いワンルーム。誰もいないはずの自分の家になぜTが・・・??

彼女は恐怖のあまり泣きながら四つん這いになり部屋飛び出て、顔を見たこともない隣の部屋を必死ノックして入れてもらったそうです。

気が動転して何も言えずにただ泣き叫ぶ女性をみて隣人はさぞ驚いたことでしょう。その後、隣人が警察に急いで連絡。警察官が駆け付けたとき、Tは何もせずただ彼女の部屋に居たそうで、即連行となりました。当然大問題になり、学校側も双方の親も事態を把握。彼女は一時精神不安定状態のため、一旦実家に戻りました。

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ストーカー大学生Tの代理人の弁護士がやってきた

しばらくしてストーカー大学生Tの代理人の弁護士がやってきました。弁護士は慰謝料と合わせて示談を持ちかけました。

「Tが事件を起こしたのは初めてであり、Tの将来のためにも相応の金額で示談としてほしい」「裁判になると時間もかかり被害者(彼女)自身も辛い時間が長引く。それは誰も望まないし、終わらせて早く前を向いていけるように応援したい」

彼女の親は猛反対。

社会的制裁を受けるべきと。しかし彼女自身は疲弊しており、早く終わらせたい、その一心でお金を受け取り、この件を終了させました。

法律に詳しくないため、示談が正確には被害届の取り下げなのか、告訴取り下げなのか、法的に何を意味するのか分かりませんが、最終的に裁判にならなかったのは間違いありません。

しかし、本当の問題はその後でした。

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何事もなかったかのように大学に通うストーカー大学生T

Tは何事もなかったようにまた大学に通い始めます。大学側もマイナスイメージを避けるためか、彼女自身の意向なのか、大半の学生は事件の事すら知らされていませんでした(私もその1人でした)

Tは平然と授業を受け、大学生活を過ごしていました。一方の彼女は、少しずつ落ち着きを取り戻しつつあり、大学にも通えるようになりました。しかし、気持ちが落ち着けば着くほど、彼女は激しい後悔に襲われるようになります。

なぜ自分は深い傷を負っているのにTは大学に居続け、この先社会に出て一般人として何食わぬ生活ができるのか」「なぜあの時、両親の言うことを聞かず示談に応じてしまったのか(お金が欲しかったのではない、ただただ終わらせてしまえば前を向いてやっていけると思っていただけだった)」

後悔はやがて、彼女を退学に追い込んでしまいました。

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ストーカーはなぜ怖いのか?

私が彼女からこの話を聞いたとき、私は彼女とは特別親しかったわけではありません。

彼女曰く「もう二度と大学関係者とは関わりたくない。下手に友人に話して同情されて今後も大学時代の関係が続いていくのが嫌だ。何もかも忘れてスッキリ再スタートしたい。ただ、辞める前に私が大学を辞めた本当の理由を誰かに話したかった。それが私なりのけじめ。だから同年代の男子の中では口が硬そうなあなたに全てを話そうと思った」

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