前夫との結婚生活でボロボロ…もう結婚で幸せになるのは無理なのかな…と思っていたころに主人と出会い再婚。お互い結婚に一度失敗しているからこそ慎重になる二人。また家族になれる幸せを噛み締めつつ、幸せだけではない再婚。
前妻の存在があるからこそ辛いときもありますよね。夫のことが好きだからこそ、普段明るくしていても内心は引っかかっている後妻の気持ちは、後妻になってみないとわからないです。今回はなぜ後妻が辛いのか、後妻歴3年目の私が解説します。
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後妻はなぜ辛い？
後妻が辛いのはまず「前妻の存在」です。人間的な感情を言ってしまうと、夫のことが好きだからこそ、自分にしてくれているように「前妻にも優しかったんだろうな…どんな言葉をかけて、どんなプロポーズをしたんだろう…」そんなことを考えてしまいます。
また、前妻との子どもがいたら尚更です。一度は家族・家庭を築いていた夫。そこには嘘偽りのない笑顔と幸せが溢れていたであろう、こんなことまで考えてしまうときもありました。
私との再婚で夫は本当に幸せと思ってくれているのだろうか、前の家族と比べられているのではないか、そう思っては心が沈み自己嫌悪に陥る日々。でもそんな姿や顔を見せてはいけないことはわかっているから悩みを打ち明ける場所もない。
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誰かに話しても「再婚ってそういうものでしょ？」「自分が選んだ相手でしょ？」「わかってて再婚したんじゃないの？」と言われるだけ。そんなこと、わかってる。だた、聞いてほしいだけ。
私だって人間なんだから、悩んだり病んだりすることもある。そう思っていました。けどやっぱり、世間から見て後妻は‘‘前妻がいるのをわかっていて自らその道を選んだ‘‘にしか過ぎず、同じ立場になって人でないと自分の苦しみを理解してもらうのは難しいのです。だから辛いのです。
今の生活に不満があるわけでもない・夫が私をいまだに好いていてくれているのもわかってる・夫との子供も生まれ、とても幸せだと言える・飲みにも行かず単独行動もせず、休みの日は必ず家族といて一緒に家事・子育てをしてくれる夫…
傍から見たらどこに悩みが出てくるのか、不安になる要素もないのでは？と思われるほど夫は尽くしてくれていると思います。私も感謝しています。でも、それでも時々勝手に妄想して病んでしまうのです。だって、私も人間だから。
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後妻にとって1番辛いこととは？
後妻の何が辛いって、周りに気持ちの理解がしてもらいづらいこと・前妻との子どもがいた場合、養育費がこちらの生活費からかかってくること・夫は前妻との子どもに本当は会いたいのでは…と余計な心配が出てくることです。
養育費、これは払うのが当たり前だし、再婚する時承知して一緒になった。だから頭では悩み事に入れる事ではないとわかっています。けど、私の家庭もそこまで余裕があるわけでもない、その養育費がなければ、この金額を我が子に使えるのに、旅行にだって行けるのに…そう思ってしまうのです
これは決して口にはしません。だって養育費って子供の権利であり、離れた側の親が唯一残せる子供への財産なんですから。
でも、私の子どもは元旦那からの養育費未払いで貰えていないのに、どうしてウチばかり…そんなことも思ってしまいます。
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夫と前妻の子どもに関して私は部外者であり、口出しは厳禁だと思っているのでなにも言いませんが、なにも言えないことも辛いのです。いっそのこと「あなたの子供の養育費なんて知らないよ！」とでも言えたら楽になるんでしょう。
でも言いません、言えません。何度も言います、私は部外者だから。後妻って、案外辛いこと多いですよね。
辛くなった時私は、今が幸せならそれでいいじゃん！夫が好きなのは私で、夫にいってらっしゃいもお帰りもありがとうもごめんねも言えるのは私！夫と話し合う事もできて、一緒に笑い合う事・一緒に子供たちの成長を見れるのも私なんだから！と思うようにしてます。
また、突然夫に「だいすき～」とメッセージを送ったりもします。いきなりのメールに驚きつつも自分も同じ気持ちだということを返してくれる夫。そんなことで私は自分の気持ちをコントロールしています。
あとは誰も見れないように設定したＳＮＳに殴り書きで投稿したり、メモ帳に気持ちをぶつけたりしています。意外とスッキリしますよ。何か月後とかにふと見返すと、あぁこんな時もあったな、辛かったな自分と、自分を慰めてあげることもできます。
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人知れず悩んでいる後妻の方へ
後妻だって、好きで後妻やってるわけじゃない。ホントなら前妻なんていないときのご主人に会いたかった人は沢山いると思います。ただ、前妻がいたから・前妻との結婚を失敗したから…今のご主人がいて、今の幸せがあるのです。
人は失敗をしないと成長しない生き物です。失敗をしたからこそ得たもの、失った物、たくさんあると思います。得たものは今の二人で大切に、失ったものは二人で補って、そうやって「夫婦」を築いていけばいいのです。
でも後妻だって人間。病むときもあります。そんな時は一人で思いっきり泣いて、心の中で思いっきり前妻を罵倒しましょう。少しはスッキリするはずです。一番はため込まないこと！です。
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■最後に半沢君からコメント
「再婚したけど前妻の存在が気になって辛い」
「後妻の悩みを解消して幸せになりたい」
「親が再婚して辛い」
再婚すると、今まで気づかなかった様々な葛藤が生まれます。それは再婚した夫婦間だけでなく、親が再婚した子供の立場からも言えることです。
女性は好きな男性からは特に大事にされたい生き物です。その男性が前妻のことを愛していたとなると、気になるのは当然です。
しかし、今の奥さんはあなたです。旦那さんはあなたのことを好きだから再婚を選択したわけなので、1番愛されているのはあなたでしょう。
それでももし疑ってしまうようなら、前妻の存在が気になると旦那さんに伝えてみるのもいいかもしれません。男性は言葉にしてもらわないと女性の気持ちを理解することが難しいので。
また、親が再婚して辛いというお子さんは、親に対して自分の気持ちを分かってもらえない葛藤や、その葛藤を言語化できないもどかしさに悩まされているのかもしれません。
感情では嫌だと分かっていても、言葉にするのって難しいですよね。だからこそ、1人で抱え込まず誰かに相談しながら少しずつ自分の気持ちを言語化できるようになるといいかもしれません。
私のLINE公式でも再婚後の悩みに関する相談を受け付けています。自分の気持ちを吐き出す場として、是非利用してみてください。
