電車で痴漢され犯人を特定できずに泣き寝入りした女性の話

電車で痴漢男女のトラブル
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女性にとって通勤時の共通の悩みが満員電車での「痴漢」行為です。痴漢は立派な犯罪で、懲役6か月以下、又は50万円以下の罰金となっています。そのような法律が定められているにも関わらず行為に及んでしまう男性が存在するのも事実です。痴漢行為を受けた側は、触られたショックと怒りで引きこもりになってしまう方もいるほどだそうです。

今回はそんな痴漢行為を実際に受けた知人女性のお話をご紹介いたします。

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電車で痴漢被害にあった知人女性の話

彼女は都内で会社員をしており、通勤には必ず電車を利用していました。そのため出社時と帰宅時は必ずと言っていいほど満員電車なのだそうです。

ある日、彼女が帰宅時に電車を利用したときの話です。

彼女はケータイで音楽を聞くことが趣味で、その日も音楽を聞きながら耳にイヤホンをしてケータイをいじって電車が来るのを待っていたそうです。そうこうしているうちにいつの間にか電車が来ていて、後ろの人に押されて流されるように乗り込んだそうです。

耳にはイヤホンをしたままで音楽を止めようにも止められず、そのまま電車は発車してしまいました。その後、しばらく電車に揺られてお尻に違和感を覚えるようになったそうです。電車が揺れるのとはまた違った、触られているような感触がお尻のあたりに感じたそうです。

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電車が駅に着き停止中はお尻にあったその感触は一旦消えたので、最初は気のせいだと思って無視していたそうです。しかし、走り出すとまたその感触はお尻に戻ってきました。すると今度は、なでるように触られている感触があったそうです。

そこで彼女は初めて、自分が「痴漢」されているということに気付いたそうです。彼女の耳にはイヤホンがあるため、周りの音は何も聞こえません。ましてやここで大声を出してみんなに迷惑が掛かってしまったらそれはそれで嫌だし…。

彼女の中で一気に「不安」と「恐怖」が溢れてきたそうです。助けを求めると言っても、みんなぎゅうぎゅうで乗っているため誰が犯人なのかが分からない、自分が犯人の集団から囲まれているのかもしれない、そう思ったそうです。

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自分の今の状況がまったく分からない状況で、彼女の最寄り駅に到着してしまいました。降車時にはみんなが一斉に降りるため、誰が犯人なのかまったく分からなかったそうです。

その後も、犯人が誰なのかを血眼になって探したそうですが勿論見つかるわけありません。次第に怒りが込み上げてきたそうです。

確かに触られた感触はあったけれども、警察にも言いづらいし、そもそも証拠が無いということが一番辛かったそうです。どんな人が触ったのか、何で私だったのかなど色々な感情が駆け巡ったそうです。

次の日も彼女は仕事だったので、電車を使わない訳にはいきませんでした。そこで、彼女は昨日の恐怖と怒りを感じながら電車に乗ったそうです。

その後、彼女は明るい性格なので引きこもり等にはならなかったそうですが、精神的に傷付いたそうです。その後はなるべく女性専用車両に乗るようにしているらしく、その結果痴漢被害に合うことも無くなったそうです。

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電車の痴漢に遭われた女性の方々へ

痴漢被害は立派な犯罪です。私の知人女性は犯人が見つけられず、そのまま泣き寝入りすることになってしまいました。しかし、本来であれば痴漢をした犯人はちゃんと罰則を受けるべきなのです。

当の犯人は今ものうのうとこの世界のどこかで生きています。そのような事が現代では当たり前のように起こっています。現在、電車内での痴漢行為は年間で300件を超えています。大体1日1回はどこかで痴漢行為をうけている女性がいるということです。このような現実がある中、女性がやれる対策としてはどのようなことがあるのでしょうか。

私の知人女性は女性専用車両へ乗るようにしたそうです。この他にも、壁を背にして乗る、あまりにも人が多かったら見送るなども手でしょう。一番は、自分の身は自分で守るということが大前提です。他の人が守ってくれる訳ではありません。

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男性側も冤罪対策を

今回は痴漢被害についてまとめさせていただきました。知人女性の話ということで、身近にも痴漢行為は潜んでいるということも私自身も実感しました。また、年間の痴漢による被害報告数は300件を超えており、かなりの人数の女性が被害にあっているということも驚きです。

世の中の男性陣は痴漢行為と間違われる「冤罪」があります。いくら満員電車で人が多いからと言って、自分がやってもないのに痴漢をやったことになってしまうと、濡れ衣を着ることになります。気を付けましょう。

出来ることとすれば、満員電車では女性との距離を取ることや、両手を上にあげるということも1つの手です。いずれにしても、痴漢は立派な犯罪です。男性陣も、女性陣も自分の身は自分で守れるよう対策をしましょう。そして、みんなが快適に過ごせるように配慮することが大切になってきます。

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