交通費50万円の未払いや懲戒処分の仕打ちを受け会社を退職した話

交通費の未払い職場のトラブル
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皆さんは交通費の未払いや懲戒処分を経験したことがありますか?

ほとんどの方は無いでしょう。

ですが私は両方経験しました。

今回はそんな私の実体験を書こうと思います。

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交通費を未払いする某一部上場企業の子会社

当時私は某一部上場企業の子会社で働いていました。職種は経理です。

会社は主に経営が悪化した会社の事業再生を行っていました。いわゆるコンサルティング業務ですね。私は地方のビジネスホテルの経理を担当していました。

私は元々経理の仕事に興味があったので、希望通りの職種につけたということになります。

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私が立て替えた交通費50万円が一向に振り込まれない…

私は地方のビジネスホテルを担当しているので、必然的に現地への出張が多くなります。新幹線で片道2時間くらいでしょうか。新幹線の領収書は必ず添付して、会社のルール通りに交通費の申請をしていました。

しかしなぜ、交通費を申請しているのにもかかわらず、交通費が永遠と振り込まれなかったのか?

その理由は「試練を与えて成果を出させるために交通費を支給するな!」という指示が社長から出ていたからです。言っていることが無茶苦茶だと思いませんか??

今思えば社長は「試練」という意味を勘違いされていたのかもしてませんね。今では笑い話ですが、本当にひどい会社だったと思います。

会社を退職するまで計50万円の交通費が未払いの状態でしたが、退職してから”ある方法”を使って未払いの交通費の回収に成功しました。

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補足

経験して分かったのですが、出張って結構疲れるんですよ。最初は週に1回程度でしたが、気づけば週に2回、3回・・・。そして最終的に毎日出張になりました。

朝8:30に東京の本社へ出社。午後から出張に行き、家に着くのは0時過ぎ。当時はこんな生活をしていましたね。

労働基準監督署と親会社に事情を話して交通費の回収に成功!

まず私は退職手続きを進めるまで、未払いの交通費について部長に相談してきました。部長にはいつも「必ず払うので待ってほしい」と言われ続けていましたが、退職後も支払われることはありませんでした。

そこで私はまず、労基署労働基準監督署に相談することにしました。

私を担当していただいた労基署の方もビックリしてましたね。労基署では「親会社へ直接話してみてはどうか」とアドバイスをいただいたので、まずは親会社と直接話してみることにしました。

親会社は一部上場の会社なので、子会社の不祥事には厳しい目を光らせています。万が一、不祥事があれば大きなダメージを食らいますからね。「だから、子会社の不祥事にはしっかりと対応してくれるはずだ」と、労基署の人に言われました。

その後、すぐに親会社へ交通費の未払いについて相談しました。既に労基署にも相談していることを強調して話したところ、すぐに対応してくれました。

それから2日後に、当時の部長から連絡が来ました。

振込手続きが完了しました。労基署には通報しないでくれませんか?」と言われました。やはり、労基署というワードには驚いたようですね。

後々、元同僚に確認したところ、私の交通費未払いの内容が親会社の社長まで伝わって大騒ぎになったそうです。

実際に立て替えていた交通費が振り込まれたときは本当にホッとしました。正直に言うと、少しあきらめていたので。こんなケースはまれですが、何事も最後まであきらめないのは大事ですね。

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交通費の未払いに加え、懲戒処分も受ける

交通費の未払いだけでもなかなか無い経験だと思いますが、私は「懲戒処分」も経験しています。
懲戒処分には段階があります。一番重いのが懲戒解雇ですね。

私は処分の中で最も軽い「口頭注意」でした。

しかし、当時の私は本当に震えが止まりませんでした。その時のことは今でも覚えています。

コンプライアンス部長に個室へ呼ばれ、懲戒処分と大きく書かれた書類を渡されます。そこから内容を説明されます。最初は内容が理解できなかったため、会社をクビになるのだと思いました。その書類には懲戒処分の内容、その理由等がビッシリと書かれていました。

その頃、水面下で転職活動を進めていたため、懲戒処分を受けたことが転職にも影響してしまうのではないかと不安でした。

結果として、影響は全くありませんでした。

もちろん懲戒”解雇”の場合は、転職活動に影響がでますので要注意です。ただ、懲戒解雇を受けるほど会社に損害を与えることはめったにないので、安心してください。

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会社から不当な扱いを受けたら悩まず転職するべき

以上の経験を踏まえて私があなたにお伝えしたいことは「不当な扱いを受けたら悩まずに転職活動をするべきだ」ということです。

良い会社との出会いには運もあります。しかし転職への不安からいつまでも行動を起こせないと、ずっと悪い環境のまま勤めることになります。それは果たして幸せでしょうか。

私は今、ホワイト企業で経理の仕事をしています。これも行動した結果です。もし、私と同じような経験をされている方は、ぜひ自分の人生を見つめなおしてみてください。今の仕事が全てではありませんので。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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