ピッキング職場のいじめで心身に異常が発生し退職に追いこまれた話

ピッキング職場のいじめ職場のトラブル
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職場の人間関係って大変ですよね。ふとした事がきっかけで悪口を言われたり、いじめにあったりした経験のある人も多いのではないでしょうか。

私は数年前に勤めていたピッキング職場でいじめに遭い、そのいじめが原因で退職した経験があります。今回はその時の悔しくて辛い経験を、書いてみたいと思います。

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最初のピッキング職場ではいじめなんてなかったのに・・・

私は数年前、通販関係の商品を扱う物流センターで働いていたことがあります。

仕事内容はピッキングという作業で、たくさんの商品棚が置いてあるだだっ広いフロアを歩き回り、リストに載っている商品を集めてくる仕事です。

台車の上にダンボールを乗せ、台車で移動しながら商品をダンボールに入れていきます。薄手の洋服などは2枚重ねになっていても気付きにくいため、2枚取りをしないよう気を付けたり、ダンボールへの入れ方にもルールがあります。

商品が雑貨などの場合は集めたあとの並べ方にもルールがあったりなどして、単純作業ながら適度に神経を使うので、飽きることなく続けることができ、私はこの仕事が気に入っていました。1人で黙々とやれるという点でも、私に合っていたと思います。

最初に配属されたポジションのメンバーは気のいい人が多く、和やかな雰囲気で落ち着いて仕事に取り組むことができたし、上司から「こんなにミスの少ない人は珍しい」と褒めてもらえたりもして、勤め始めてしばらくは至って順調に仕事をすることができていました。

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どこのピッキング職場にも性格の悪い人はいる

ところが勤め始めて1年くらいした頃からでしょうか。徐々に他のポジションへも行かされるようになりました。どこのポジションでも基本的にやる事は同じなのですが、ポジションが変われば一緒に仕事をするメンバーが変わります。

私が徐々に行かされるようになったポジションは、性格がきつくて意地の悪い、お局軍団がいるような所でした。

お局軍団のメンバーは、相手に気を遣うことなく我が物顔で振る舞い、やたらと人の悪口を言いまくっています。挨拶しても無視されることはざらで、質問しても怒ったように早口で答えてくるので、上手く理解することができません。理解できずにもう一度質問すると「何度も言わせないで」と怒り始めます。

通称『辞め辞めポジション』と呼ばれていたこのお局軍団の巣窟に行かされるようになった私は、「今日はあそこには行かされないといいな~」と、毎日ヒヤヒヤしながら仕事へ行っていました。

行かされなかった日はホッと胸をなでおろし、行かされた日は胃がキリキリと痛む思いで、神経をすり減らしながら仕事をする毎日でした。

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ピッキング職場のいじめの元凶たち

お局軍団のメンバーは、メンバー同士には優しく接するし、メンバーがミスしても「気にしなくていいよ~」などと言い、怒ることもしません。

台車ですれ違う時にぶつかった時など、お局軍団のメンバー同士だと「ごめんね、 大丈夫?」と言ったりするし、商品を取るのに時間がかかって待たされても、「急がなくていいでね~」と、寛大な態度です。

ですがメンバー以外の人がミスした時にはキツイ口調で怒るし、ぶつかっても「ごめんね」と謝ることもしません。そのくせ自分がぶつけられて謝ってもらえなければ不機嫌になり、その人の悪口を言います。

そしてメンバー以外の人に待たされることがあれば、「ねぇまだなの~?」と怖い口調で威嚇してきます。

お局軍団はメンバー同士と気に入られている一部の人には優しいですが、それ以外の人にはキツイ口調と態度で接してきます。このように人によって態度を変えるお局軍団を、嫌っている人は多かったです。

ですが局軍団のメンバーは1番の古株達なので、仕事内容には精通しており、ミスした時や不測の事態が起きた時には、その人達に処理を頼んだり指示を仰がねばなりません。

仕事内容に関して何をどこまでやるかの確認や、次の支持を仰いだりもしなくてはならないため、嫌でも話しかけなくてはならないのが、とても辛かったです。

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ピッキング職場のいじめが原因で心と体に異常をきたし始める

私はお局軍団と一緒に休憩時間を過ごすのが嫌だったため、休み時間は元いたポジションに戻って休憩を取っていました。

そんなある日のこと。

休憩時間になったのでいつも通り元いたポジションに戻ろうとすると、「もうこっちで仕事することの方が多いんだし、わざわざ戻って休憩しなくてもいいじゃん」と言われたのです。

ですが私は、お局軍団と一緒に休憩するのが嫌だったので、「〇〇さん達と話したいことがあるのですみません」と謝り、その場から離れました。

そのことがあってからというもの、お局軍団の私に対する風当たりは、あからさまに酷くなりました。

これまでも嫌々ながらギリギリの精神状態でなんとかやっていたのに、風当たりがさらに酷くなったことで、私の心と体は悲鳴をあげ始めました。

仕事中に手の平から大量の汗が吹き出し、商品を塗らしてしまうほどビショビショになったり、手足のしびれや耳鳴り、胸に何かかが痞えているような不快感など、次々とおかしな症状に見舞われるようになったのです。それに加えて、とても疲れているはずなのに、ぜんぜん寝付くことができません。

精神科で睡眠導入剤を処方してもらい、それを飲んでもろくに眠れない日々が続きました。

そして睡眠がほとんど取れなくなるほど睡眠障害が悪化したある日、ついに私は限界を迎えました。仕事に行こうとすると胃がキリキリと痛み、涙が勝手に溢れてくるのです。それにより「もう無理だな」と判断し、電話で退職を申し出たのです。

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ピッキング職場のいじめに耐えるのは程々に

退職後も不眠やおかしな症状は続き、私は『うつ病』と診断されました。

辛い事から逃げるのは「甘え」だとか「弱い」とか言われがちですが、自分の弱さを認め逃げることも、時には必要なのではないでしょうか。

もちろん仕事は大事ですが、体を壊しては元も子もありません。自分の身はしっかりと自分で守らなければならないと、痛感した出来事でした。

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■最後に半沢君からコメント

半沢君

職場でいじめに遭っている

職場の人(お局とか客先常駐先の人)に嫌がらせをされて退職に追い込まれる自分が悔しい

職場のいじめで退職したくないので何とか撃退したい

退職の挨拶をしに行くのが怖い

当記事では、ピッキング職場のいじめについて紹介しておりますが、他の職場でもいじめや嫌がらせを受けている人は多いでしょう。

いじめや嫌がらせで退職に追い込まれている自分に対して悔しくなったり、加害者に反抗するのが怖いといった気持ちも出てくるでしょう。

仕事はお金を稼ぐための手段ですし、お金は生きていく上では欠かせないものです。それを失ってしまう恐怖や失わされてしまう悔しさが出てきますよね。

もし1人で限界を感じているなら、弁護士や公的機関に相談しましょう。まず最初にどうすればいいか?どう行動すればいいか?を教えてもらえます。

もし弁護士や公的機関に相談するのが怖いなら、まずは私のLINE公式で悩み相談に乗りますのでいつでもご連絡ください。ちょっとした愚痴でも大丈夫ですよ。

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