名前付きで死ねと書かれた学生時代のムカつく体験談

死ねと書かれた人間関係のトラブル
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ガードレールに死ねと落書き!頭にくる同級生!!

何年経っても一向に無くなる気配のない落書きの被害。
公園、トンネル、シャッター、橋、ガードレールなど少しでもスペースがあれば落書きの標的にされます。市のボランティアの人達が一生懸命落書きを消したとしても、その努力も虚しくまた書かれてしまう始末。

たかが落書きじゃないかと思うかもしれませんが、落書きは立派な犯罪です。
公共物や私有物に損害を与えたりするのは立派な罪となるのです。

私はその悪質な落書きによって被害を受けた人間の一人です。
今回は私が名指しで落書きされた体験談を話したいと思います。

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名指しで「死ね」とスプレーで書かれた苦い思い出

これは私が中学生の時の話です。今から約18年前の事です。

私にはとても苦手な同級生が一人いました。それはM君という男の子でした。彼とは1年生の時に同じクラスで共通の友達を通じて遊んだりしていました。

最初は仲良く遊んでたり話してたりしていたのですが、人間仲良くなればなるほど相手の本性が見えてくるもの、彼の嫌な一面が一緒にいるうちに浮き彫りになってきました。

彼はとにかく陰口が大好きで、本当によくクラスの人間の悪口を言っていました。
サッカーで活躍している同級生、クラスの女子、または学校の先生の陰口を毎日嫌というほど私は聞かされていました。

また、皆で友達の家に遊びに行った時も人の目を盗んで小銭を取ったりしていました。また学校で体育の先生が同じクラスの同級生の男の子をシバいていた時も、その様子を見ながらニヤニヤと笑っていたりと、私は彼のクズっぽい所を目にするようになりました。

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私も彼の陰口の標的にされてしまいました

私は彼といるのが疲れてしまい、彼と距離を置くようになりました。ある時、別の学校に通っている友達が私の家に来た時の事でした。

その友達がとても険しい顔をしていたので「どうしたの?」と声をかけたところ、重い口を開き私にこう言いました。

お前なんか落書きされてるよ
私は少し頭が真っ白になりました。

「え?どうゆうこと?」と友達に聞き返しました。

すると何とも言えない表情で「駄菓子屋の裏の細長い道があるだろう?そこのガードレールにスプレーで名指しで死ねと書かれてるぞ」と私に言いました。
私はすごく悲しくなり、メンタルも傷ついてしまい、その日の夜はろくに睡眠も取れませんでした。

翌日、学校で誰がそんな酷い落書きをしたのか調べてみました。幸いにも私には友達が多かったので、情報が耳に入りやすかったです。
調べた結果どうやら、あのM君がなんと落書きしていたという事が分かりました。

どうやら私が彼に小銭を貸した件のことがスプレーで落書きした理由だという事でした。彼に貸したお金が中々返らないので、私が同級生に愚痴を言っていたことが彼の耳に入ったらしく、怒りを買ったみたいです。

私はそんな事でこんな酷い落書きをしたのかと思ったらとても情けなくなり、悲しくなりました。同時に怒りがこみ上げてきて、いつかこの事を学校に報告しようと心に決めました。

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とある夜、私が家に居た時の事でした。
電話が鳴ったので出てみるとなんとM君からでした。

落書きの件、本当にごめん。だから学校には言わないで」と言ってきたのです。
普通ならここで、本当に反省してるんだな許してやろうとなるかもしれませんが私は彼と電話で話していてすごく違和感を感じていました。

何故なら彼は終始電話越しでニヤニヤと笑っていたのです。その態度に私は気分がとても悪くなってました。本当に反省している態度なのか、謝る立場の人間が何故ニヤニヤしているのか、私には全く理解が出来ませんでした。

電話では私は許してあげると言って電話を切りましたが、彼の今までの行いや電話越しでの謝罪態度などを考えると許せなくなり、後日学校に報告する事にしました。

彼は職員室に連れて行かれ、先生と一緒に別室に入り事情聴取を受けていました。皆が授業している時も彼だけは別室にいました。

そして彼の母親が学校に来て、親子二人が車に乗りそのまま落書きの現場に行ったみたいでした。どうやらガードレールの落書きを二人で一生懸命消してたみたいです。

先生がかなり厳しく指導したようで、私はやっと胸を撫で下ろすことができました。

彼が何故そのような落書きをするような人間になったかは大体想像がつきます。

彼はかなり太っていて、顔も不細工で女子には決して相手にされないような人間でした。
頭も悪く、スポーツも出来ない本当に取り柄が一つもない人間でした。
そして誰からも評価されず不満が溜まっていたんだと思います。そのはけ口で人の陰口を言ってストレスを発散していたんだと思います。そうやっている内にどんどん人格が歪んで、ダークサイドに落ち戻って来れなくなったんだと思います。

彼は結果的には私にも学校にも迷惑をかけ、挙句の果てには親にまで迷惑をかけたとんだ親不孝者の人間になってしまったのです。

彼は中学卒業した後は偏差値の低い高校に進学しました。やはりそういう人間は質の高い学校には行くことができないのでしょう。とてもかわいそうな気持ちになりました。

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死ねと書かれた時の対処法

  • 警察に連絡する
  • 証拠写真を撮る

もし私のように名指しで落書きされた場合はすぐに警察に連絡することを勧めします。
落書きとはいえ立派な犯罪です。

令和元年5月、金沢市内の商店街で電気設備に落書きしたとされる無職の少年は器物損壊の容疑で逮捕されています。

落書きで捕まることは当たり前なのです。

ちなみに私のケースの場合は、ガードレールは公共施設の物、それに落書きしたので器物損壊の罪に問われます。しかも名指しで落書きされたので侮辱罪になります。

それから落書きの被害にあった場合は証拠写真を撮ることをお勧めします。警察に直接見せて状況を説明するのにも便利ですが、警察が来る前に加害者が落書きを証拠隠滅に消すケースがあるかもしれないので、念には念を入れて写真は撮っておきましょう。

あと一番良くないのは加害者と戦わないことです。加害者を野放しにするとまた別の人が被害に遭うかもしれません。これ以上同じような被害者を出さない為にも加害者に鉄槌を下すことが一番の正義だと思います。

落書きをして迷惑をかけるダメな人間を反面教師にして自分は絶対に同じ人間にならないように心がけましょう。

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