私が女子から陰湿ないじめを受けるようになった原因
私は生まれた頃から鼻血がすぐ出てしまう体質でかなりの劣等感を持っていました。鼻血は汚いものと認識されていたし、チョコレートの食べすぎとか、エッチなこと考えてるでしょ?とか、からかわれていました。
小さい頃から2人の年上の従兄弟がすぐ近くにいた影響か、女子のする遊びより男子とPKしたり、自転車で走りまくって泥だらけで遊んでいました。
母がいうには小学3年生まで私が友達と言って連れてくるのは、男子ばかりだったそうです。いじめといういじめはとくに思い当たりませんでした。もしかしたらただ鈍感だったの可能性もあります。
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思春期の女子特有の陰湿ないじめと理不尽な理由
小学高学年ともなると悪気もなく、男子・女子から『鼻血』とか『鼻血ぶー』とか人の名前でもないひどい呼ばれ方をしていました。低学年の子に出会い頭に「鼻血」と呼ばれるとちょっと悲しい気持ちにもなりました。
さらに同級生からは鼻血がつくからと、学級に2~30冊ある学級文庫の人気のある本を読ませてもらえない時もありました。
ある時、今でいうカースト制度のトップの女子と私の母が買ってきてくれたジャージが偶然被ってしまいました。
昼休みに同じクラスなのにわざわざ体育館の近くに呼出されて、私は階段下で相手は4人で階段の上で腕組みをしていたので怖くて黙っていました。
「Aちゃんと同じ服着ないでくれない?」と高圧的に迫られました。女子の連帯感はすごいもので同じ女子なのに怖いなあと思いました。
同時に私は反論出来ずに心の中で「なんで服が被っただけで怒られなきゃいけないのかな?」と意味が分からずにもどかしくなりました。
しかし、それだけでは終わりませんでした。部活も一緒のAちゃんから話を聞いた女子の先輩が同じジャージを着ていたのです。
私の着てるジャージを見るなり、「Aちゃんは私が認めているから同じジャージで良いけど、あなたはだめ」とまで言われました。
この段階で分かると思いますが、最初の鼻血のコンプレックスでいじめを受けたのではありません。最早、理由というものは関係ありません。
その後、小学生の私は解決策も考えていませんでしたが、人をよってたかっていじめようとするのはばかばかしいしという気持ちが芽生えました。
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女子の多感な時期にエスカレートし始めた陰湿ないじめ
中学になると小学校は別で知らなかった同士で、友だちを紹介しあってワイワイしていて楽しかったんです。
当時のアイドルの雑誌を持ち寄って、推している人の切りぬき交換とほのぼのと生活していました。女子8人くらいで自転車で川へ遊びにいったりもしました。
しかし、2年になるとクラス替えで雰囲気がガラッと変わったのです。
私の友達であるMちゃんは新たな友達と出会いました。もともと活発な女の子なので誰とでも話せてるのすごいなあと尊敬していて、2年になっても新しい友人を作っていました。
私はMちゃんの様に社交的ではなく、1年の頃からの友達と一緒に話していました。Mちゃんとは時々話に行ければ良いなと思っていました。
しかし、時がたつたびにMちゃんのグループは仲違いを始めました。原因は詳しくしらないのですが、このいじめは陰湿だと思いました。
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嘘のウワサや総スカンの女子と陰湿ないじめの雰囲気の中で
Mちゃんと仲よかった3人は突然ガラッと態度が変わりました。私が気付くまでにそんなに時間はかからない位で、1人はMちゃんのありもしない悪口を隠れて言いふらしていました。
言いふらす現場にたびたび遭遇はしましたが、何も聞かなかった様に避けました。聞いてられないくらい、あまり気持ちの良いものではありませんでした。
そして陰でのうわさ話は瞬く間に広がっていきました。女子だけでなく男子まで噂を信用しているような素振りで、気づけばMちゃんが一人になるということは日に日に多くなりました。
それは昼休みだけではなく、授業中までも寄り付かないでクラス内が暗黙の了解のように話しかけなくなってきました。
小学生の時、私の場合いじめられても友達はいました。総スカン状態のMちゃんは私が考えるより気丈に対応してるけど、もどかしくなって来ました。
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女友達が陰湿ないじめを受けて私が思ったこと
女子のいじめはばかばかしいです。思春期の多感な時期だと気付くまでに時間がかかります。ばかばかしいと理解するのは、いじめている真中には気づかなかったり、自分は間違ってないと思いたいのかもしれません。
最初は私も傍観者になっていました。でも、悪口の近くにいないことでMちゃんを守る行動になるのかなとふと思いました。
今まで『友だちのMちゃん』と話したり楽しくしていたのだから、遠巻きに見てるのではなく、直接話しかけるようにしてみました。
私も理不尽ないじめに泣かされました。元々、Mちゃんと仲良い人も圧倒されて総スカンだった雰囲気もあるので不思議でした。
大それたことをせず、ただ当たり前に話しかけてから楽しくいられるようになりました。気になっていた総スカンも緩和してきました。
他の子たちが何と言おうと学生時代謳歌していることを邪魔するのは不自然だと思うし、思い通りにならないからいやがらせするのは納得いきません。
ある意味、成長過程で女子のいじめを乗り超える経験になりました。その後もいじめが未遂に終わった事もありますが、不思議なことに周りから助けてもらえたのでやってこれました。