ITエンジニアとして働いている多くの方が、客先常駐を経験したことがあると思われます。客先常駐は、基本的に他社に滞在することになるので、はじめのうちは特に怖いと思います。
しかし、客先で自社では経験できない仕事ができたり、ノウハウを吸収出来たりする場合もあるので、メリットもあります。一概に、客先常駐は悪いものとは言えないのです。
客先常駐での人間関係も気になる方はいるでしょう。他社に常駐することで、新たな人間関係が生まれるので、緊張感があるのは確かです。
常駐先では、他社の人間ということで、独特の扱いを受けることも少なくないそうです。場合によっては嫌な目に合うケースもあります。そこで、今回は客先常駐先で、仕事ができないと言われたりして、嫌がらせを受けたITエンジニアの友人の話をいたします。
ITエンジニアだけではなく、客先常駐をして働いている方にとっては、リアリティのある話だと思われます。
■YouTubeのコメントより
客先常駐の何が嫌って下っ端会社の立場だと権力でやられてしまうこと。
一人でアサインさせられる可能性があること。
これによって、パワハラが起こりやすいです
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他社から来たというだけで見下され仕事ができないと罵られる羽目に・・・
私の友人は長く果てしない就職活動の果てに、ITエンジニアとしてとある会社に入社することが決まりました。とにかく、仕事が決まった友人が、嬉しそうにしていたことを覚えています。
友人は、まじめな性格で、入社前にも独学でITエンジニアの勉強を独学で進めているほどでした。入社するころにはある程度基礎は備えているくらいに成長していたくらいです。仕事ができないということは決してなかったはずです。
そして、新卒として入社します。会社に入社して一か月くらい経って、他の会社に常駐することが決まりました。そしてそこそこ大きな会社に常駐することになったのです。
大きな会社で働くことになったのですが、そこで問題が起きました。労働環境などはしっかりしていたのですが、そこの会社の上司は性格が悪い人物として有名でした。運悪く友人は、その上司の下で働くことになってしまいます。
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その上司は他社から来た人間を見下すタイプで、友人に対して嫌味を常日頃ぶつけてくるようになりました。「他社から来た人間は使えないなあ」、「仕事できないと言われても仕方ないよね?」など容赦のない嫌がらせの言葉の数々をぶつけてきたそうです。
実際に仕事ができないのであれば、そう言われても仕方ないかもしれませんが、友人は普通に仕事ができる方でした。なので、仕事ができないと言われたのは、かなりショックだったそうです。
友人は、我慢しながら働いていましたが、あまりにもその上司の態度が改善されませんでした。ただ、友人は自分の派遣元の会社に対してクレームを入れていたこともあり、半年ほどで他の会社に派遣されることになりました。
今では、他の会社で楽しく働いている友人ですが、今でも昔の会社の上司のことを思い出すと嫌な気持ちになるそうです。友人にとって、忘れられないほど悔しい思い出になったことは間違いありません。
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嫌がらせをしてくる上司にはどう対処すればいいのか?
では、嫌がらせをしてくる上司にはどう対応すればいいのでしょうか?実際に対処法は多く存在するので、安心です。
- 証拠作りをしていく
- 会社の他の人に相談する
- 客先常駐の場合は派遣元の会社に相談する
- 余りに度がひどい場合は転属願いを出す
- 最悪の場合は転職も視野に入れる
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まずは、証拠を作ってご自身の身を守ることが大事です。間違っても、反抗したり、暴力に走ったりすることは禁物です。
証拠作りの際は、ボイスレコーダーなどで、上司の問題のある発言を録音するのが、一番手っ取り早いはずです。きちんとした証拠を作ることで、上司を追い詰めることが可能です。
場合によっては、会社の他の人に相談することもいいかもしれません。そうすることで、周りも守ってくれる可能性があるので、周りの人間にSOSを出すことも手段として覚えておきましょう。