出勤2時間で採用取り消しを言い渡された体験談

採用取り消し職場のトラブル
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某別荘地での経験談です。

そこは関西の山間(やまあい)にある自然豊かな別荘地で、数百名ほどの会員が別荘または本邸を構えています。

会員は年間数万円の管理費を払い、全体では毎年数千万円の管理費によって、長いあいだ平和に運営されてきました。

会員のうち、一定の条件を満たした者は「社員」という資格を取得し、年に1度の総会で、定款などさまざまな決めごとに投票したり、10名ほどの理事を選出したりして、運営に関わっています。

理事の中から理事長が1名選出されるのですが、数年前から理事長や理事が関わった使途不明金などの問題が明らかになりました。

別荘地には管理事務所があり、数名のスタッフが経理や事務、水道管理などを行っていたのですが、このスタッフに対しても理事長がパワハラ・セクハラをしたとの噂が絶えません。

総会で社員がこの問題を追及しようとすると、理事長はのらりくらりと質問をかわしてまともに答えず、ひどいときは質問者のマイクの電源を強制的に切るといった行為もありました。

そこで会員は新たに「自治会」を結成して対抗、警察の力も借りながら、なんとか旧理事長派を追い出し、自治会の幹部が中心となって新体制を立ち上げました。

しかし困ったことに、旧理事長派と共に、管理事務所のスタッフも全て退職してしまったのです。ハッキリしたことはわかりませんが、スタッフも何か口止め料のようなものを受け取っていたらしく、事務所には誰一人引継ぎを行える者がいませんでした。

自治会の幹部が管理事務所に入ったものの、パソコンのパスワードも不明で、資料なども持ち去られており、不正の証拠はもちろん、普段の業務内容や手順なども一切わからない状態。

幹部はほとんどが高齢者で、そもそもパソコンやネットに疎い人も多くいたのです。

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アルバイトとして自治体の仕事のお手伝いを頼まれる

そんなある日、事務所から私のもとへ電話がかかってきて、給与システムを見てほしい、と頼まれました。

新体制になって新しいスタッフが苦労していることは、私も噂で聞いていたので、少しでも役に立てればと思い、すぐに事務所へ向かいました。

私は一時的なお手伝いのつもりで行ったのですが、事務所に入ると、新副理事長夫妻を含め、数名の新しいスタッフと就職面接(?)が行われたのです。

私がこれまでコンピュータ関連の仕事に携わってきたことを告げると、「すぐに手伝ってほしい」と言われ、その日の夕方5時半ごろまで約2時間、給与システムの解析とデータ入力を行いました。

作業が終わると、皆さん「本当に助かった、ありがとう!」と喜んでくださり、「明日からもアルバイトとして、できるだけ毎日来てほしい」と、契約書を交わすことになりました。そこで私は契約書にサインして、タイムカードも押し、「今抱えている仕事の調整をしたいので、明日出勤が可能かどうか、夜に連絡します」と言って、帰宅しました。

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突然の採用取り消し

帰宅後、私は在宅で抱えていた仕事を調整し、新副理事長の奥さんに「明日、行けますよ」と連絡しました。

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