
学生や車を持っていない社会人の中には、自転車を交通手段にしている人も多いでしょう。学校や買い物、サイクリングなど、自転車はとても便利な乗り物です。
しかし時には、悪質な連中によって自転車をパンクさせられることもあります。犯人を特定できなければ、パンクの修理代は自転車の所有者が支払わなければなりません。
とは言え、犯人を特定しようにもそう上手くはいきません。監視カメラがない場所でパンクさせられたら、犯人を特定することは難しいでしょうし、仮に監視カメラがあったとしても、お店の人に「監視カメラを見せてもらってもいいですか?」と言いに行かなければなりません。警察に届け出てからでないと監視カメラすら見せてもらえないこともあります。
自転車を盗まれたのであれば警察も取り合ってくれますが、パンク程度であれば、警察は相手にすらしてくれないでしょう。現に僕は警察に相談できずに泣き寝入りした被害者の1人です。
不良に自転車をパンクさせられた悔しい思い出
僕の体験談をお話ししますと、僕が19歳~20歳の頃。まだ車の免許もなく、地元でフリーター兼 起業家として活動していた頃。僕は出かける時はいつも自転車を使っていました。
本屋や図書館でビジネスの勉強をするとき、スーパーに買い物に行くとき、祖父母の家に行くとき、気晴らしに遠出をするときなど、いろんな場面で自転車を使っていました。
そんなある日、夜中に「トライアル」というドラッグストアに自転車で買い物しに行きました。自転車置き場には不良が2,3人おり、なぜかジロジロと見てくるので「感じ悪い連中だな~」と思っていました。
自転車置き場には既に自転車がたくさん置いてあったので、僕は少し離れた場所(監視カメラの目が届かない場所)に自転車を置くことにしました。そして買い物を済ませて自転車に乗ろうとした瞬間…パンクしていることに気づきました。
「誰がこんなことをしたんや?」と、急に怒りがこみあげてきました。考えがグルグル回り始め、考えが止まらなくなりました。確証はありませんが、おそらくさっきの不良連中にパンクさせられたんだと気づきました。